何か変な音がするな・・・と思って目覚ましを見ても違うみたい。
電話が鳴っている・・・と認識するまでに10秒くらいかかって慌てて受話器を取り、
「もしもし・・・」
と、思いっきり日本語で言ってしまいました。
まあ、寝ぼけてるということで勘弁してください。
電話の主は日本にいる職場の先輩で、こっちの様子を気にしてわざわざ電話をかけてきてくれたみたいです。
しかし、なぜこんな時間?
こっちが寝ぼけているのが伝わったのか、しばらくして先輩が、
「ところで今何時?」
と聞いてきたため
「早朝5時30分です!」
と答えたところ
「すまんすまん、1時間間違えた!」
とのことでした。
まあ、こちらも日本の祝日を忘れていたぐらいですから、大きなことは言えません。とりあえず近況を報告すると、すぐに電話は切られました。
その後寝直してみたものの、あまり寝られず6時15分にはベッドを抜け出してメールチェック。7時頃、妻がオンライン状態になったため、購入したヘッドセット型マイクで音声通話を試してみましたが、今日はいつも以上に回線速度が遅かったこともあり、非常に音質が悪かったです。今度調子の良い日にまた試してみたいと思います。
1時間ほどチャットした後でシリアルの朝食をいただきました。最近ブランチが多かったため、ちゃんと朝に食べるのはずいぶん久しぶりの感じです。
9時頃、片道30分ほどかけて歩いてスーパーに食料品の買い出しに行ってきました。いつもは同行者と車で行っているところなのですが、同行者と一緒だと待たせては申し訳ないという気分になり、あまり落ち着いて品物を見ることができません。今日は一人なので思う存分時間をかけて端から端まで商品をチェックしてきました。
食料品はいつもアメリカ風の物を買うようにしているのですが、既にこちらに来て3週間。だいぶ飽きてきたため、今日は日本の食材も買ってみることに。とりあえず醤油とレンジでチンするご飯と、即席味噌汁を買ってみました。今度これで純和風の朝ご飯でも食べたいな。
ちなみにレジで会計をしていると、レジのおばさんがレンジでチンするご飯を手にとって
「これどうやって食べるの?」
と聞くので、
「電子レンジで温めるだけだよ」
と答えると
「とっても簡単ね。今度試してみるわ。」
と言ってました。
アメリカでの買い物って、こんな風に会話がある場合が結構あります。まだ英語がうまく話せない私にはドキドキする瞬間でもあるのですが・・。その後、重たい食料品を抱え、30分かけて宿に戻りました。
■購入した食料品
部屋に戻りかけたとき、ちょうど同行者と廊下でばったり会いました。私の買い物袋をのぞき、ご飯など買ったのを知ると
「もう日本食を食べるの?情けないなぁ。僕は食には興味がないからね」
とのお言葉。だから会いたくなかったんだよなぁ・・。
12時頃、同行者の誘いでまたも観光に出かけることに。
2時間半ほどかけてようやく到着したのは、ワイルド・スピリット・ウルフ・サンクチュアリという、日本語で表現するなら「野生オオカミ保護区域」とでも言うところです。その名の通り、ここでは野生のオオカミの保護を目的として、怪我をしたオオカミの治療や、種の保存のための交配等を行っているみたいです。
ここは基本的に施設職員によるガイドの下で施設を見学できるようになっており、ガイド料は大人1人$5です。月曜が休園日で、それ以外の日には1日4回ほどガイドツアーが行われています。
我々が到着した時は、ちょうど前のツアーが始まって少し経った頃だったため、次のツアーが始まるまでお土産物屋及びその周辺で待つことになりました。
■施設入り口付近
50分ほど待ってツアーが始まりました。
客は我々を含めて10人程度。我々の他は皆アメリカ人です。ガイド役は20代くらいの女性だったのですが、とにかく1時間ちょっとのツアー中、最初から最後までしゃべりっぱなしで、よく声が保つなぁ・・・という感じです。ただ、かなり早口だったし、専門用語がバンバン出てきたので、あまり内容はわかりませんでした。
園内ですが、基本的にオオカミは2匹程度の単位で、金網で囲った中で飼育されており、客はガイドの案内に従って10数個ある飼育檻を順番に見て回ります。ガイドは檻の前に立つと、その金網の中にいるオオカミの名前と性格、ここに連れてこられた由来や、その他一般的なオオカミに関する知識を色々と話してくれ、客はそれを聞きながらオオカミを見学するという流れでした。
オオカミですが、足がぶっとくて体格もしっかりしているのですが、施設で飼育されていることもあり、表情が柔和で、基本的には穏和な印象を受けました。それでもガイドの話によると、時々金網(3mくらいある)を飛び越えちゃうのもいるそうで、あなどるわけにはいきません。
でも、ガイドと遊びたいのか、後ろ足立ちになって金網にもたれかかる様子なんて、まさに犬そのもの・・。
最後はオオカミと犬との交配で生まれたオオカミ犬との記念写真。アンダーコートをガイドが取ってくれたのですが、お土産に持って帰っている人もいましたが、あんなもの持って帰ってどうするんだろう?
ツアーの途中、ガイドの説明に従って、お客さんみんなで
「ウオーン
と鳴き真似をすると、それにつられた感じで施設内の全てのオオカミが遠吠えを始め、なかなかすごいモノをみた気分になれました
こんなオオカミが荒野にせり出した岩の上で、満月の夜に遠吠えしたりしたら、さぞや絵になる光景でしょうね。
■施設内の様子
ツアーが終わったのが17時頃。
ここから宿までは2時間半近くかかるので、さっさと車を運転して帰ることにしました。
■帰り道の風景
ところが、1時間くらい走ったところで、なぜか道路が大渋滞。アメリカの道路はかなり先の遠くまで見通せるのですが、とりあえず見通せる範囲には延々と車が連なっています。
しかものろのろ運転ではなく、少し動いては止まる・・・の繰り返し。このままだといつになったら帰れるかどうかわからないので、思い切ってハイウェイを降りることにしました。当初は順調に進んだものの、途中で道がどんどん怪しくなってきます。既に地図には出てこない道だし、そのうち舗装もされていないようなところに突入。
当初我々は先頭から2台目を走っていたのですが、途中で先頭がUターンしたため、我々が先頭に立つことに・・。
我々も引き返したくなってきましたが、後ろには5台ぐらい車が連なっています。
「もしかして、後ろの人たちは我々が抜け道でも知ってると思ってついて来てるんですかね?あてもなく走ってるって知ったら驚くでしょうね・・。」
などと言いながらさまようこと20分。奇跡的に本線に合流することができました。しかも渋滞部分は通り越してバンバン車は流れてます。
やったー!!
まさに大逆転。
そしてようやく宿のある街に戻ってくることができました。
当初はこの前ちらしをもらった日本料理のお店に行く予定だったのですが、既に閉店時刻を過ぎていたため、別のお店で晩ご飯を食べることに。向かったのは以前行ったことがあるゴールデン・コーラルというお店です。
お店に向かう途中、交差点を3台のパトカーがサイレンを鳴らしながら通過して行きました。
あれ何でしょう?
と言いながら進んでいると、続けてまた3台。そしてまた1台。パトカーが向かっている先はゴールデン・コーラルがある方角です。この先で凶悪犯罪でも起こってるんでしょうか?拳銃を持った強盗犯なんかがいて、流れ弾が飛んできたりしたら怖いな・・・などと思いつつ走っていると、途中左手にパトカーが多数止まっていました。
気になる・・。
でも、既に時間も遅かったので、そのまま通り過ぎてお店に向かいました。入店し、ドリンクにダイエットペプシを選んで会計を済ませ、さっそく料理を取りに行きました。
1回目はシーザーサラダ、シーチキンサラダ、カニサラダ、トマトという野菜類に加え、豚肉のソテー、そしてサーロインステーキを皿に取りました。サーロインステーキは今回初めて注文方法がわかったのですが、要するに目の前で焼き加減を言って取ってもらうだけ。今回はレアにしてみましたが、驚くほど分厚かった(※指2本分くらいの厚み)です。席についてさっそく肉を食べたところ、
柔らかくて美味しい!
これだったら、ステーキ屋さんに行く必要は全くありません。2回目はパスタを取ってみましたが、やはり麺のゆで加減がいまいち。その代わりと言ってはなんですが、トマトソースは抜群に美味しかったです。また、ターキーのバーベキューソース焼きも取ってみましたが、とってもジューシーでした。
3回目はケーキとフルーツ、そしてクッキーを取ることに。ケーキは相変わらず劇甘でしたが、クッキーはあっさりしていて美味しかったです。フルーツはメロンを取ったのですが、日本で食べるものほどは甘くないものの、先日のチャイナスターよりかは確実に美味しかったです。
ちなみに、店の従業員が普通に空いた客席に座ってご飯を食べている光景を見かけて驚きました。
こっちでは違和感ないのかも知れませんが、これが日本だったら制服を脱ぐか、バックルームで食べるのが普通でしょう。なかなか大らかなお国柄です。
■夕食
22時半ころ宿に到着。メールチェックをした後でお風呂に入り、すぐに寝ることにしました。明日はゆっくりと過ごしたいです。
鎌倉・材木座海岸の近くに住む齋藤家に、クー太がやってきたのは20年前のこと。波打ち際で走り回っていたやんちゃな子犬は、あっという間に家族の年齢を追い越し、気がつくと、目が見えない体の不自由な老犬になっていた。「クー太の目となり、耳となって、できるだけのことをしよう」齋藤さん一家の、必死の看病が始まった…。
■老犬クー太18歳

















